職業ごとに必要な資格が変わってきますが、中にはどんな職業にも活かしやすい資格も存在します。まだ転職先の業種や職種が決まっていない場合は、幅広く役立つ資格を取得しておくと転職が有利に進むようになるでしょう。まず、おすすめなのがITパスポート試験です。ITパスポートは国家資格で、これを持っていると経営戦略や情報管理、情報技術などITに関する基礎的な知識を証明することができます。法務やマーケティングなど、経営に関する知識まで学ぶことができるので、様々な分野で活用できる資格です。IT力は様々な企業で必要になるものなので、この資格を取得しておけば転職する時に有利になるでしょう。

ワードやエクセル、パワーポイントなどのソフトを扱うための資格も転職に役立ちます。特におすすめなのはMOS（Microsoft Office Specialist）です。ワードやエクセルなど、マイクロソフトオフィス関連のソフトを扱うスキル証明できる資格で、2ヶ月程度の勉強期間で資格取得を目指せます。ワードやエクセルは様々な仕事で扱うソフトなので、この資格を持っていれば、かなりのアピールになります。簿記に関する資格取得も視野に入れておくと良いでしょう。人気になっているのが日商簿記検定です。1級から3級まである検定で、簿記に関する知識や技能をどの程度持っているか証明することができます。管理職や経理の仕事だけでなく、営業などに活かすこともできるので、持っていて損はありません。